将来古着屋店を作りたいのですがターゲット年齢層を決めるべきでしょうか?

現在下北沢の古着屋でバイトしています。社員採用の話も出てきており、就職を考えています。このままこの業界でやっていくつもりです。将来自分の店を持ちたいなと思っているのですが、ターゲット層の設定に悩んでいます。
今バイトしているお店は若者向けで、20代半ばくらいまでをターゲットにしていますが、30代、40代、おばあさんおじいさんまで来店されます。もちろんありがたいのですが、年齢層の高いお客さんの方が多く来店される日まであります。
こういった場合、年齢層の高い方向けにお店を出せばニーズが有ると思うのですが、どうでしょうか。バイトの同期に相談したところ、「若者向けのものをわざわざ買いに来ているんだ」と言っていましたが、若者をターゲットにすることが重要なのでしょうか。(男性・19歳)

商品の価値を決められるのはお客様です。「~向け」と区切る必要はないのかもしれません。

特に昨今、ブランドの性別やジャンル、年齢の垣根は大きく変化しており、取扱い商品に対する固定概念を一度フラットにすると、新たな価値観で商品やお客様にご提案することができるかもしれません。

もっとも全年齢層をターゲットにする場合はそれなりのお店のサイズも必要になってきますので、予定されている将来のお店のプランと実行可能な予算をより具体的に算出してみてはいかがでしょうか?

(代表取締役 夷英信)

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